Festina Lente - Blockchain Business Research

変化の速いブロックチェーン関連のトピックをじっくり考えるブログ

ブログ開始

2019年もはや1ヶ月が過ぎ去りましたが、今年からアウトプットと発信をちゃんとやっていこうという決意のもと、こっそりブログを開始します。

 

目的は大きく二つ。一つは自身のインプットの効率化。

ブロックチェーンをマイペースに調べ始めたのが2017年の中ごろくらい、ブロックチェーン開発企業にジョインしたのが2018年7月。これまでのインプットはまさに「行き当たりばったり」だったので、アウトプットを意識して分野を絞りつつ効率的にインプットしていくため。これはまあ、物は試しということでとりあえず仕事以外のアウトプットを意識しつつ、自分の興味がある分野を明確にして深掘りインプットをしていきたいという思いです。

(ブログ書くこと自体は目的ではなくあくまで手段なので、最初は自分でもあまり期待していませんが)

 

二つ目は、ビジネスサイドのブロックチェーン人材プールの拡大。

と、書くと大げさですが、要は非エンジニアの優秀な人材にもっとブロックチェーン業界に入ってきてほしいので、まずは発信してみようという試みです。この半年で感じたのは、既存のビジネスとブロックチェーンによる新たなビジネスとか、なんちゃらエコノミーとか、もっと格好よく言うとクリプトエコノミクス(ブロックチェーンの基礎となる暗号学を背景にした、「暗号経済学」とでも訳すべき概念)を、わかりやすく伝え、「今あるもの」「ずっとあるもの」と、新しくブロックチェーンで実現可能(と考えられている)なもの、をビジネス視点で考えれる人材はもっと必要なんじゃないかということ。

  

 

分散台帳だったり、プライベート/コンソーシアムチェーンの実装やそのためのPoC案件などをこなせる方はもしかしたらそれなりにいるかもしれません。

ただやはり、「ブロックチェーン特徴を最大限に生かして本当の価値・存在意義を発揮する」パブリックチェーンの使い方があるはずで、それをビジネスとして成立させるためのビジネスデザイナーのような人材が求められていくと思うのです。

 

情報のソースはいいものも、そうでないものも溢れており、これから本格的にブロックチェーンを勉強しようという、特に非エンジニアにとっては、意外と取っ掛かりのハードルが高いような気がしてます。ブロックチェーン初心者でも興味を持ってもらい、ブロックチェーン(特にパブリックチェーン)をうまく使えば「社会的効用が増す」とか「世の中もっとよくなる」あるいは「世界が変わる!」みたいな、ブロックチェーンに関わってる人が少なからず思っていること、少し現実的な視点から感じてもらえればいいなと思ってます。

 

ということで、いつまで続くかわかりませんし、どのような方向に振れていくかも未知数ですが、物は試し、継続は力なり、をモットーにマイペースに書いていこうと思います。